先輩社員に聞く interview list

主な業務は、既存顧客への提案と新規開拓です。お客様のもとへ伺う前に市場調査をしたり企画書を作成したりと、とにかく事前準備が大切な仕事です。「ここに拠点を集約・分散して、こういうルートで配送すれば、効率が良くなるのでは」など、自分の提案がお客様の要望にマッチすれば、商談のステップに進めます。

トーエイ物流では多種多様な製品（荷物）を扱っているため、各々の担当者が興味を持った業界・企業にアプローチをかけることが可能です。身近な例で言えば、スマートフォンのゲームアプリ。私はエンジニアでもイベントプランナーでもないので、ゲーム製作やイベント企画はできません。しかし物流のプロとして、有名なゲームの機材や着ぐるみをお預かりしたことがあります。やり方次第で自分の好きな業界に関われるのは、魅力のひとつですね。

物流の営業では、幅広い知識が必要になります。そこで大事になるのが、何事も疑問に思う姿勢…すなわち好奇心です。半導体を扱うお客様なら、「この機械は何に使うの？」「そもそも半導体の役割って？」など、私は気になったことはどんどんお客様に質問していきます。話の中で様々な業界の知識が磨かれていき、別の業界の提案に活きてくる場面も珍しくありません。中には雑談に近いような会話の中から、お客様の悩みがこぼれ出ることもあります。それをすかさずキャッチし、提案につなげていきます。

私は係長という立場でもあるため、自分の仕事だけでなく、他の営業部員の案件がどうなっているかも意識しなければなりません。物流センターに保管する際、バッティングしないよう部署内での優先順位や、会社としての利益も踏まえてうまく調整しています。

10年前、私が入社した頃に比べると、トーエイ物流の規模はずいぶんと大きくなりました。トラックの台数だけを見ても、当時は約130台でしたが、現在は200台以上もの車両を扱い、お客様の荷物を全国へ運んでいます。入社したばかりの後輩やこれから入社してくる人が10年後、「トーエイ物流って昔に比べて大きくなったよね」と感じてもらえる会社にしたいですね。

会社を成長させるにあたり、営業の存在は不可欠と考えています。会社をさらに発展させるためにも、「この案件は大槻が受注した案件だよ」と言ってもらえるような“良い仕事”をすることが私の目標です。また、単に営業成績のみを追求するのではなく、お客様からも社内からも「大槻に任せれば大丈夫」と信頼される人材を目指したいです。