先輩社員に聞く interview list

業務システム課は5名、DX推進部全体でも7名と少数精鋭のチームです。主な業務は、社内インフラの保守・メンテナンスや、PC端末のトラブル対応などです。新しい事業所を開設する際には、必要な機器の手配などを業務システム課で担当します。DX推進部は本社にあり、全国各地で発生したトラブルに対し、アプリやリモートなどで対処します。

システムの仕事は良くも悪くも全社に影響を及ぼすため責任重大です。一方で、「快適な作業環境を維持して皆さんがスムーズに仕事ができるよう支える」というやりがいがあります。ひとつのミスが致命的な問題に発展しかねないので、大小を問わず業務上のミスがあったときは、二度とミスを起こさないよう徹底的に対策を講じています。

私は元からエンジニア志望だったわけではなく、PCやネットワークの知識はあくまで趣味程度のものでした。本格的にシステムの勉強を始めたのは、入社してからですね。

弊社のシステムは独自で設計されたものが多く、研修では技術というより仕組みや仕様をメインに学びました。研修期間は6か月ほど。ですが前半の3か月は倉庫業務に関する研修で、DX推進部としての業務は実際にシステムを触りながら学んでいくことがほとんどでした。トーエイ物流には全国に営業所や物流センターがあり、各所のトラブルを一手に引き受けることになるため、はじめの1、2か月は大変でしたが、自然と知識が身に付いていきました。スタッフのほとんどは未経験スタートなので、知識や技術に関する心配はいりません。

やはり、大変だった仕事は強く記憶に残っていますね。現場からのトラブル対応要請の中には、緊急を要するものも少なくありません。例えば、端末内のハードディスクが壊れるとコンピュータ自体が使えなくなり、業務がストップしてしまいます。できるだけ早い復旧が求められるため、問い合わせをしてきた方が慌てていても、こちらは冷静に応対するよう心掛けています。

また、2022年に私は現場で展開する端末の準備に初めて携わりました。パソコンやタブレットは会社で購入したものをそのまま貸与するのではなく、社内の管理規則やセキュリティポリシーなどに沿って調整する必要があります。自分が準備した端末計70台を展開したときは、苦労はありましたが、これから皆さんの業務に使われるんだという達成感や充実感がありました。